ポール・ゴーギャン「高貴な女」 世界のアーティスト・画家

ポール・ゴーギャン「高貴な女」

 

< ポール・ゴーギャン「高貴な女」 >

 全体的には薄暗く、緑と赤の強さが印象に残る作品となってます。 高貴な・・となっている以上はそれなりの身分にある女性でしょうか、確かに気品と優雅さを感じさせます。 股間の部分を手や布で隠しているポーズは、ゴーギャンのポーズ付けによるものでしょうか、それとも、股間を隠すという習慣は何処にもあることなのでしょうか。 ゴーギャンが描く人物像には、恣意的なポーズは感じられませんし、自然のままを描いたようにも思えます。 モチーフを前にして長時間かけて描くようなことはたぶんしなかったように思われますし、目で記憶するような描き方ではなかったかと思われます。 目に見えたように描くのではなく、目が覚えたように描いていたのではないかと思います。

 

 

 写真(ポートレイト)では、高貴な女性を撮ろうと考えることはなく、ストーリー性を想わせる印象を生むモデルを撮ろうとします。逆に、撮りたいと思わないのは、”馬鹿っぽさ、知性を感じさせない”モデルですね。絵画なら、どうにかなるのでしょうが、写真は正直に写りこんでしまうので、どうにもなりません。 それから、”カメラ目線”にならないようにモデルに伝えることが難しい場合も多くあります。概して、キャリアが長くなればなるほど、カメラ目線が身についてしまいます。ニコパチ写真や商業写真であればそれがいいことなのでしょうが、「作品撮り」では、このカメラ目線がもっとも厄介になりますし、作品になりません。そのことを、モデルに伝えることは非常に難しいことになります。「今日の撮影は、商業写真ではなく、アート写真なのです!」と。

 

ポール・ゴーギャン セザンヌの絵 パール・クレイの顔 ピエール・ボナール作品 ピエロ・デッラ・フランチェスカ

Copyright higasi.com All Rights Reserved
email teh6452@gmail.com