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”上手” に勝る線

 こうして展示してみると素晴らしい絵であることが再認識できます。 たぶん、クレヨン(オイルパステル)なのでしょうが、油彩のような描写に見えますね。 クレヨン(オイルパステル)で描かれた作品では、線の美しさは見えにくいのですが、この後の作品でも紹介しますが、天才の証は線にあることが分かります。 安易な綺麗な線ではなく、感覚に乗った線なのです。 その感覚に乗った線は ”上手” に勝る線なのです。

 

パール・クレー

 パール・クレーの作品。

 

エゴン・シーレ

 

エゴン・シーレ

 

 エゴン・シーレの作品を二点。 稀にですが、彼の圧倒的な支持者がいます。 まあ、 ”信者” と言った方が良いのでしょうか。 私は、これらの作品の ”ヒリヒリ感” を時に心地よく、ちょっと距離を置いて見ていかないとやばいかな・・などと思いながら見てます。 それなりの理解者なのですが信者ではありません。 なぜ、それなりの理解者なのか・・・このシーレの先生でもあったクリムトの作品の圧倒的な ”煌びやかさ” と比較してみるので、それなら、シーレがずっといいかな・・と思うわけです。 下の作品では、途中で色を入れることを止めたような感じがしますが、作者はこの時点が止め頃と思っていたのでしょうね。

 fujii mihaku 、パール・クレー、エゴン・シーレの作品を並べて見ると、何かが何処かで共存しているような感じを受けます。 このような場合の多くは美意識の出処が近いことが多いのですが、この三者の場合は ”痛みどころ” が似通っているようでもあります。 全く違った言い方をすれば、出来る限り感覚で表現すようとしていること、感情を徹底して排除しようとするからなのでしょうか・・

 

 

 

 

美しいが怖い絵 私の好きな作品 感性は走る 絵の後ろに絵が見える 天才を証明する絵

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